初めに

ポケモンカードのデッキシールドを見ていると、ときどき商品名に付いている「プレミアム・グロス」という言葉。

通常のデッキシールドと比べて価格も少し高く、

「何が違うの?」
「サイズや枚数も違う?」
「プレミアムと付いているなら相場も高くなる?」

と気になったことがある人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、プレミアム・グロスは、キラ感のある特別な外観を特徴としたデッキシールドです。

現在のポケモンセンター公式では、プレミアム・グロスについて「ハイグレードな本格キラ仕様」が特徴と説明されています。2026年発売商品では64枚入り・税込990円で販売されています。

一方、通常のデッキシールドは2026年時点で64枚入り・税込889円の商品が中心です。

今回は、プレミアム・グロスとは何なのか、通常版との違い、いつから登場したのか、そして「プレミアム・グロスなら相場も高いのか」まで詳しく見ていきます。


プレミアム・グロスとは?

プレミアム・グロスは、ポケモンカード公式のデッキシールドの中でも、キラ仕様を特徴とするシリーズです。

現在販売されている商品について、ポケモンセンター公式はハイグレードな本格キラ仕様と説明しています。

つまり、大きな違いはカードを保護するという基本機能ではなく、デッキシールド自体の見た目・表現にあります。

通常版よりもキラ感のある仕上がりを楽しめる、いわばデザイン性を高めた仕様と考えると分かりやすいでしょう。

No.30 ニドリーナ
No.30 ニドリーナ


通常版との違いを比較

2026年に販売されている商品を比較すると、主な違いは次のようになります。

通常デッキシールドプレミアム・グロス
価格889円(税込)990円(税込)
枚数64枚64枚
サイズ約9.2×6.6cm約9.2×6.6cm
素材表記PPPP
特徴通常仕様本格キラ仕様

現在の商品では、どちらも64枚入り。

ポケモンセンター公式に掲載されている通常版とプレミアム・グロスを比較すると、サイズはどちらも9.2×6.6×0.02cm、重量1.1g、素材も本体PPと記載されています。

そのため、少なくとも現在の商品仕様を見る限り、

「プレミアム・グロスだから大きい」
「枚数が多い」
「カード保護用として別規格になっている」

というわけではありません。

大きな違いは、やはり表面表現・デザイン上のキラ仕様です。


価格差は現在101円

2026年の商品では、

通常版:889円
プレミアム・グロス:990円

となっており、差額は101円です。

例えば2026年5月22日発売の商品を見ると、「DOWASURE」「もりのおくりもの」など通常版が889円なのに対し、「COOL×METAL ルカリオ」「ゲンガー」「進化の軌跡 シャンデラ」といったプレミアム・グロスは990円に設定されています。

つまり、現在は通常版に100円ほど追加することで、キラ仕様を楽しめる価格設定になっています。

進化の軌跡 シャンデラ
進化の軌跡 シャンデラ

プレミアム・グロスはいつからある?

プレミアム・グロスの歴史をさかのぼると、少なくとも2016年のポケモンカードゲーム20周年期には登場しています。

ポケモンカードゲーム20周年特設サイトでは、「従来のデッキシールドよりワンランク上」とされていた「デッキシールドプレミアム」シリーズに、光るアルミシートを採用した新仕様としてプレミアム・グロスが紹介されています。

2016年10月1日に発売された「デッキシールドプレミアム・グロス 拡張パック第1弾」は64枚入り、830円+税でした。

拡張パック第1弾
拡張パック第1弾

この「拡張パック第1弾」は、ポケモンカードゲーム20周年を記念し、初代ポケモンカードのパッケージを再現したデザインでした。

現在の商品説明では「本格キラ仕様」という表現が使われていますが、登場当時はより具体的に「光るアルミシートを採用した新仕様」と説明されていたわけです。


2017年には人気デザインもプレミアム・グロスで復活

プレミアム・グロスの面白い歴史として、過去デザインの再商品化があります。

2017年には、過去に発売されたデッキシールドを対象にした「デッキシールド大選挙35」の上位5種類が、プレミアム・グロス仕様として再登場しました。

再商品化されたのは、

  • ノボリ・クダリ

  • ダイゴ&メガメタグロス

  • TC~OA Champion Daigo~

  • シャンデラ

  • ブラッキー・グレイシア

ブラッキー・グレイシア(プレミアム・グロス)
ブラッキー・グレイシア(プレミアム・グロス)

の5種類。

いずれも64枚入り、830円+税で2017年1月27日に発売されています。

単なる「高価格版」ではなく、人気デザインをより豪華な仕様で再登場させる用途にも使われていたことが分かります。


2026年現在もプレミアム・グロスは継続

登場から約10年経った2026年現在も、プレミアム・グロスは継続して発売されています。

例えば2026年だけでも、

  • ニャース

  • ミネズミ

  • COOL×METAL ルカリオ

  • ゲンガー

  • 進化の軌跡 シャンデラ

  • PJCS2026

  • ジラーチ星つなぎ

  • メガレックウザ

などがプレミアム・グロスとして登場しています。

さらに2026年9月16日に発売された30周年記念商品でも、「30th CELEBRATION」「ブラッキー 30th CELEBRATION」「エーフィ 30th CELEBRATION」などにプレミアム・グロスが採用されています。

エーフィ 30th CELEBRATION
エーフィ 30th CELEBRATION


20周年期に登場した仕様が、30周年でも使われていることになります。


プレミアム・グロスなら相場も高くなる?

ここで気になるのが、

「プレミアム・グロス=将来的に高額になりやすいのか?」

という点です。

結論からいうと、プレミアム・グロスというだけで高額になるとは限りません。

分かりやすい例が「色違いのザシアン&ザマゼンタ」です。

このデッキシールドは2021年11月5日に発売されたプレミアム・グロスで、発売時価格は913円。

しかし、ポケスリ相場ナビの直近観測価格は500円です。

発売時価格913円に対して約45%安い水準まで下がっています。

つまり、

特別仕様であることと、市場価格が高くなることは別

と考える必要があります。


プレミアム・グロスはプレイ用?コレクション用?

基本的には通常のデッキシールドと同じようにカードを保護して使用できます。

現在の商品は通常版・プレミアム・グロスともに64枚入りで、60枚のスタンダードデッキを1セット収納できる仕様です。予備として4枚余る構成になっています。

そのため、

「光沢感のあるデザインで実際にデッキを使いたい人」

にも向いています。

一方、プレミアム・グロスには限定商品や記念商品、人気デザインの復刻商品も多く存在します。

そのため未開封のままコレクションする対象として楽しんでいる人もいるでしょう。

どちらが正しいというものではなく、通常のデッキシールド同様、プレイ用にもコレクション用にも楽しめる商品です。


通常版とどちらを選べばいい?

実際に使う目的であれば、基本的にはデザインの好みで選んで問題ありません。

現在の価格差は通常版889円に対してプレミアム・グロス990円と約100円です。

そのため、

価格を抑えたい → 通常版

キラ感のあるデザインを楽しみたい → プレミアム・グロス

くらいの選び方でよいでしょう。

一方、コレクション目的の場合は「プレミアム・グロスかどうか」だけではなく、その商品の発売時期や入手方法、現在相場なども確認して選ぶのがおすすめです。


まとめ|プレミアム・グロスは「キラ仕様」が最大の特徴

プレミアム・グロスは、ポケモンカード公式が展開しているデッキシールドの特別仕様のひとつです。

現在の商品では「ハイグレードな本格キラ仕様」と説明されており、通常のデッキシールドと比較すると次のような違いがあります。citeturn292313search3

通常版

  • 64枚入り

  • 889円

  • 通常仕様

プレミアム・グロス

  • 64枚入り

  • 990円

  • 本格キラ仕様

現在の商品ではサイズや枚数、素材表記に大きな違いは見られず、最大の特徴はデザイン表現です。

歴史をさかのぼると、2016年の20周年期には「光るアルミシートを採用した新仕様」として登場し、その後も人気デザインの再商品化や記念商品などに採用されてきました。

ただし、

「プレミアム・グロス=プレミア価格になる」わけではありません。

実際に発売時価格を下回っている商品もあります。

デッキシールドをコレクションするときは、仕様だけでなく、キャラクター、発売年、限定性、そして過去の価格推移まで合わせて見ると、それぞれの商品をもっと深く楽しめます。